【セイムビート・最終12位(1802)】珠々イリュージョン初手ダイマ構築

はじめまして。きぬと申します。

公式大会のセイムビートでレート1800超え達成できました。

 

TNしるく 最終レート1802 最終順位12位

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【構築経緯】

セイムビートは持ち物被りOK、ポケモン被りOKのルールです。ポケモン被りは構築のバランスが崩れるため強くないと判断しました。

公式大会は環境が定まっていないため対面構築が強いと考え、得意の初手ダイマ構築を作りました。このルールで初手ダイマ構築を作るなら、初手ダイマ枠を複数用意して命の珠をそれらのポケモン全てに持たせるのが強いと考えました。

特殊ダイマ枠にリザードン、物理ダイマ枠にカイリュー、相手の思考をバグらせる初手ダイマ枠でゾロアークを採用しました。常々言っていますがゾロアークは受けループ対策にもなります。物理型に化ければドヒドイデ等の物理受けを出してくるので、ダイアークで大幅に削れます。

詰め筋は準相棒枠のピクシー、ランクルス。相棒のバタフリーはお留守番。バタフリーを採用しなかった理由は、セイムビートルールの仲間大会でバタフリーが強いと評判だったため、上位では対策を仕込む人が多いだろうと思ったからです。

【型説明】

ゾロアーク

おくびょうCS余りD

特性:イリュージョン

持ち物:いのちのたま

初手ダイマ枠。ゾロアークが一番活躍しました。18達成の立役者です。相手視点は初手がゾロアークの可能性を考慮しなければいけないため、他の初手ダイマ枠を活かす役割もあります。

化けるポケモンは基本はリザードン以外で考えていました。リザードンに化けると相手のダイマを誘ってしまったり、バンギラス等の特殊受けが出てきてしまうので、1体も倒せずに終わる可能性があるからです。

オーロンゲに化けると相手のダイマを抑制できるので意表を突いて1体持って行けることが多かったです。また最速にすることで準速エースバーンを抜けるので、ダイマしないエースバーンをダイアークで倒していました。

 

ピクシー

ずぶといHB余りD

特性:てんねん

持ち物:ゴツゴツメット

詰め筋。ゴツメの必要は無かったかもしれないです。トゲキッスと対面する場面が多かったので食べ残しの方が欲しかったです。またミラーで負けることが1度あったので、Sに少し振るべきだと思いました。

ダストやアイヘ持ったエースバーンが多くてきつかったです。

 

カイリュー

いじっぱりAS余りH

特性:せいしんりょく

持ち物:いのちのたま

初手ダイマ枠。物理ダイマ枠最強のポケモン。エースバーン対策にギャラドス、ウィンディ等の威嚇持ちが増えると考えて特性を精神力にしたが、案外当たらなかったです。ただ、マルチスケイルが欲しい場面も無かったので精神力で良かったと思います。威嚇持ちやトレースポリ2を考慮して選出し辛くなるのは面倒なので。

 

オーロンゲ

わんぱくHB余りD

特性:いたずらごころ

持ち物:こうこうのしっぽ

切り返し枠。ピクシーランクルスと組む際は両壁が最善だと思います。バタフリーと組み際は初手ダイマ枠が1体半持っていった後のスイープの役割も持たせたいのでふいうちを採用した方が良いです。

 

ランクルス

ずぶといH252、B212、S44(ドヒドイデ抜き)

特性:マジックガード

持ち物:たべのこし

詰め筋。ウーラオスが居ない環境では最強の詰め筋。ミミッキュ・ドラパルトでさえも役割対象にできる。ドヒドイデも多かったので刺さる場面が多かったです。悪タイプも環境にほぼ居なかったです。

 

リザードン(キョダイマックス個体)

おくびょうCS余りD

特性:もうか

持ち物:いのちのたま

初手ダイマ枠。選出率高め。初手ダイマがバレていても強かったです。ゾロアークが居るから通ったというのもあるかもしれない。キョダイゴクエンでHDポリ2にも対面勝てるので本当に優秀。性格はひかえめの方が良かった場面も多かったので諸説あり。カバや水ロトムにミリ耐えされることが多かった気がします。

 

【立ち回り】

基本:リザードンカイリューゾロアークのいずれかで初手ダイマして1体以上倒してから、オーロンゲでトリック壁張り、ピクシー・ランクルスで要塞化して詰める。

対受けループ:選出はゾロアークランクルスカイリューでほぼ固定。ゾロアークカイリューに化ける。物理受けで受けてくるのでダイアークで削った後、ランクルスで適当にTODする。受けループのバンギラスは竜舞・嚙み砕くを切ってる個体が多いのでランクルスを倒せないし、初手で削ったドヒドイデやヌオー等の物理受けを回復するために引くこともできないのでほぼ勝てる。

 

【最後に】

初手ダイマ構築を使っていて感じたのは、序盤はイージーウィンが量産できても1700超えたあたりから、こちらのコンセプトを理解してしっかり対策している人が多かったです。初手ダイマ構築は脳死構築と言われることも多いですが、序盤以外は脳死では勝てませんでした。相手の対策を読んで選出したり立ち回る必要があります。

特に上位プレイヤーは立ち回りと選出に理屈があるので、その理屈を読みながらゾロアークを上手く使うことで勝率が高くなったと思います。例で言うと、構築単位でラプラスが重い(初手ダイマ構築と理解していればリザードンカイリューの初手ダイマを想定するべきだし、その2体に対面で勝てるのがラプラス)ので初手に来ることが多いのですがオーロンゲに化けることによりラプラスが引かずにダイマも切ってこないのでダイアーク安定になります。

初手ダイマ構築とバレても勝つには、ゾロアークで相手の思考をずらす、型の誤認を誘う、交代読みを決める等の一工夫が必要です。

  

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 【余談】

この大会が始まる前に流音さんからレート勝負を申し込まれたことで気合が入り、良い結果を出すことができました。ちなみに流音さんに最高レートは負けています。流石ガチ強者。ありがとうございました。

 

あとこれは本当の余談だけどジャパさん・・・ポケモンしようぜ!恋バナも早く聞かせてね